■笹川流れのみどころ
◇君戻し岩(ききもどしいわ)
・・・源義経公が奥州落ちの際、笹川流れ付近の海岸を小船に乗って落ち延びたと伝えられています。
笹川流れの大きな景色に気がつかず、何気なく通り過ぎてしまった義経公を家来の者が、景色を見せようと呼び戻したことから、「君戻しの岩」と名付けられました。
◆舞子岩(まいこいわ)
・・・義経公の労苦をねぎらう為、家来の者が、この岩をバックにして、船上できれいな舞をまったことから、
「舞子岩」と名付けられました。
◇ニタリ岩
・・・義経公がこの岩を見ながらニタリニタリと笑ってしまった事から、「ニタリ岩」と名付けられました。
■眼鏡岩(めがねいわ)
・・・大きな眼鏡の様に岩に2つの穴が開いていましたが、昭和39年の新潟地震の際に、片方の穴が崩れ落ちてしまいました。
◇雄獅子岩(おししいわ)
・・・大きなライオンが片足を上げて頭を持ち上げたような姿に似ている事から、「雄獅子岩」と名付けられました。
〇大島(おおしま)
・・・正式には大島崎と言い、この島と粟島を結ぶ点が最短距離に当ります。
■汐吹岩(しおふきいわ)
・・・岩の中央に大きな空洞が開いており、洞窟の天井には穴が開いており、大波が入ると天井の穴から汐が吹き上げることから、「汐吹岩」と呼ばれています。
●恐竜岩(きょうりゅういわ)
・・・大きな恐竜が海に首を突っ込んで、海水を吸い上げている様な形に見える事から名づけられました。
◆鷹巣岩(たかのすいわ)
・・・鷹や隼が岩の切れ目、松のこずえに
巣を作った事から、「鷹巣岩」と名付けられました。
◇屏風岩(びょうぶいわ)
・・・大きな屏風を広げた様に、岩が3枚
並んでいる事から、「屏風岩」と呼ばれています。
◇四方穴岩(しほうあないわ)
・・・岩が四方向から、長年年に渡る
波風の為に、4方向から十文字に穴が開いている事から、「四方穴岩」と呼ばれています。
☆☆天候が良い時には、沖合いに「粟島(あわしま)」が見えます。
また時折、遠く沖合いに「佐渡島(さどがしま)」「弥彦山(やひこやま)」「角田山(かくだやま)」「新潟東港の3本の煙突」が
見えることもあります。
◇粟島(あわしま)
・・・日本海の笹川流れ沖合に浮かぶ島「粟島」。笹阿波流れが最短距離に当り、直線で20km程離れています。島の周囲が23kmの小さな島で、二集落で戸数は130戸、人口400名弱の島です。
■岩ゆり(すかしゆり)
・・・笹川流れでは7月頃に岩場に咲く、オレンジ色の花です。ユリ科の植物で、笹川流れの切り立った岩場に咲きます。
▽海猫(ウミネコ)
・・・笹川流れの岩場に巣を作り繁殖する海鳥です。6月頃に雛にかえり、7月中旬には巣立ちをします。子供のウミネコは、体、羽根の色がまだ茶色です。遊覧船上からウミネコの餌付け体験が出来ます(エサ100円で船内で販売)